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登米の能楽

2014年09月18日



 登米の能楽は、仙台藩廃藩後、仙台領内各地の多くの能楽が全く廃絶衰微されていった中で、旧藩以来の大倉流独特の手数(芸型)と登米伊達家における独自の儀法などの多くを今に保持しながら、その伝統を守ってきた。
 構成は、立方がシテとワキほか数名、地謡方が六~十名、囃子方が四名、後見方が二名、物着方が一名の総勢二十名以上で構成されている。
 九月十四日夜(とよま秋祭宵宮)薪能、登米郡郷土芸能大会などで舞われる。

登米の能楽の継承について
 明治十一年ごろ、旧仙台藩士を中心に能楽会が創設され、のち明治四十一年に登米謡曲会が結成されて、登米独特の能と狂言が継承されてきている。




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2013年9月13日 登米薪能

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