新着情報

はねこ踊

2015年02月12日

 この踊の発祥は不明だが、天明天保の大凶作で、苦しい生活をしていた当時の寺崎村の人々が、ある年、久しぶりに豊作に恵まれ、大悦びで八幡神社に御礼参りをし、手を振り足拍子をとり、おもしろおかしい身振りで踊り回ったのが始まりという。
 その後、この踊に田打、田植、刈取りまでの一連の田作りの所作を加えて豊年踊として完成されたものであり、地区の保存会の人たちの努力により現在に伝承されてきた。
 この踊を踊る人の動きに跳ぶ動作が多いせいか、当地方の方言の「はねる」(跳ぶ)から「はねこ」、又は「はねこ踊」と呼ばれたものであると古老から言い伝えられている。

●時期
 9月15日

●所在地
 桃生郡桃生町寺崎字町

このページの先頭へ戻る