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石越ばやし

2015年05月07日

 平泉文化隆盛の頃、東下りの芸人が平泉へ行く途中、奥州路の金成で歌い囃した芸が、後に金成ばやし、打ちばやしとして伝承されてきた。石越ばやしはその金成ばやしの示流であり、その後、独特の創意工夫が取り入れられ、石越の伝統芸能として伝えられてきた。
 大太鼓、小太鼓、横笛などの調和された情緒豊かなこのおはやしは、景気直し、豊作祈願、防火、病魔退散を祈り、農村の最大の慰安として伝わってきた。戦後、数年間中断されたが石越町第十二部落の人たちにより保存会が結成され、「石越ばやし」として伝承されている。

○時期
 部落の神社の祭典

○所在地
 登米群石越町東郷字加慶14

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